英会話習得の近道

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伝わらない英会話

海外で英会話というのは、
伝わらないものである。

それは、例えば発音であったり、
文法であったり、やはり融通が効かないようだ。

これは英会話のみならず、文字でも同様で、
表記されるものさえも、理解できなくなってしまう。

常用しているものは、省略することもある。
確かに利便性に優れているのかもしれないが、
一方で、省略されたものを見ても、
元の状態がわからないとなると、困り物である。

海外で、省略されたものを見ても、
日本国内で常用していない、または初めてみるものだと、
まずはそこで止まってしまう。

この省略されたものの内容を知りたいのに、
これはどういう意味ですか?何ですか?と
現地の人に聞いても、相手からすれば、
こちらが何故質問しているのだろう、
道を尋ねられているのか?となると、
目的地はどこなのだろうか。
と考えられ、最終的には質問の主旨が
異なってしまったことがある。

「これはどういう意味ですか?」
「え?何ですか?」
「この単語の意味を教えてください。」
「えっと…。道を聞いているのかしら。
あなたはどこに行きたいの?」

という様な状態で、会話の主導権が相手に渡り、
相手の質問に答える様態になってしまうと、
会話自体が迷宮入りしてしまうのだ。

そうなると、最初は単語を聞いただけなのに、
「あなたはどこに行きたいの?」
「美術館です。」
「美術館なら、この道をまっすぐ行って…」
という状態で、目的地への道案内になってしまった。

そういったちょっとした事が重なり、
勘違いや認識の違い、常識の違いなどにより、
会話をしていても、あらぬ方向へと傾きかねない。

何年か前に、海外にホームステイをしていた
日本人少年がハロウィンパーティーで銃殺された事件があった。

観光で一過的に海外で過ごしていたわけではなく、
現地で生活をしていた少年がなぜ銃殺をされたのか。

それは、会話が成り立っていなかったからだという。
ホストファミリーは、「止まれ」といい、
さらに「止まらなければ、打つぞ」と何度も言ったのだそうだ。

それなのに、少年は「来い」と言われたと
思った様で、止まらなかったそうだ。
結果銃殺をされてしまうという痛ましい事件だった。

日本での英語表現と、現地の表現で異なっていたのだ。

私の友人は、帰国子女なのだが、
彼女は高校生のとき、日本の高校の英語の教科書を読み、
小説を読んでいるようで、面白かったと話してくれた。

なかなか英会話を身に着けるのは難しいが、
英会話を身に着けるためには、
やはり風習や常識など、そういう表現方法から、
身に着けないと、通用する英会話というのは、
ちょっと遠いのかもしれないと思う。

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